代表取締役社長 福浦 与一

平素よりIVSグループの映像コンテンツやサービスをご愛顧いただいております
ビジネスパートナー並びに視聴者、ユーザーの皆様、誠にありがとうございます。
急速なグローバル化、デジタル化の波で、私たち映像プロダクションのビジネスが
大きく変わりました。今後、私たちが製作する視聴ターゲットは世界中の人々です。
どんな映像で笑ってくれるか?感動してくれるか?新たなビジネススタイルの模索と共に、
メディアパワーに頼らない、企画力と製作力を向上させる必要があります。

企画は進化が必要です。
従来の広告収入型番組製作は、リアルタイムの高視聴率を狙った企画がほとんどでした。
もはや視聴者は簡単にテレビの前に座ってくれません。マルチデバイス、タイムシフト化は
日々進んでいます。
娯楽番組において、人々がメディアの指定した時間に視聴する習慣は薄らいで行くでしょう。
では多様化する生活の中で、時間を割いてでも見たい映像は何か。
IVSグループはこのタイムシフトを前提とした企画開発に重点を置きます。

また1972年の創業から続けている、ワンコンテンツマルチユースも引き続き力を入れます。
1980年代は「元気が出るテレビ」のグッズショップ・元気が出るハウスを浅草や江ノ島に展開、
コーナー企画・ダンス甲子園は社会現象となり、特別編ビデオパッケージは大ヒットとなりました。
1990年代は「ねるとん紅鯨団」のグッズショップ・バレンタインハウスを原宿・嵐山・ハワイ
など各地に展開しました。
2000年代は「全国ハモネプリーグ」の出場グループによるCDセールスが、
総計250万枚に達しました。
単なる映像企画でなく、時代に合わせた放送外・配信外ビジネスが製作会社を強い
コンテンツメーカーにする突破口となるでしょう。

技術革新によって企業VPやCMが低価格で製作可能になりました。
私たちテレビ番組を出発点とした製作会社は、人々に笑顔をもたらす発想力・演出力・製作力が
あります。バラエティ精神あふれる演出で、企業PRをお手伝いします。

そしてeスポーツ。
2016年、日本初のeスポーツレギュラー番組「いいすぽ!」の製作がスタートしました。
格闘ゲームやサッカー、パズルゲームから始まった出発点から、急速な成長を
目の当たりにしてきました。
現在は世界規模の大会や年間を通じてのリーグ戦番組を多数製作しています。

強いコンテンツメーカーになるには、優秀なクリエーター・プロデューサーを育てることが出発点です。かつて映像業界には修行とも言える期間が数年あり、その期間を乗り越えた者が企画・演出のポジションを獲得していました。確かに当時の撮影・編集機材は複雑で、これらを使っての演出を身につけるには最低一年はかかりました。現在、機材は便利で使いやすくなりました。製作する映像も、スタッフ100人以上が関わるような超高品質の地上波番組だけでなく、数人でパッケージ化されるカジュアルなコンテンツも増えてきました。若いクリエーターも次々と生まれています。社内企画募集には、新入社員からベテランまで全員が参加します。世代を超えた様々な企画が生まれています。企画立案の一方で、各スタッフの演出力も磨き上げています。ロケバラエティ、ドキュメント、クイズ、音楽、ドラマ、CM、どんな映像でも製作できるクリエーター集団を目指しています。

製作会社が独自に考えた企画に基づいて、自ら責任を持って製作する映像コンテンツは、創造の産物であり、著作権は製作会社に帰属すべきものです。著作権保有によって、多様なコンテンツ展開が製作会社の自立を促し、未来を切り開くと考えています。

「アイデアで世界を楽しく」。IVSグループをこれからもよろしくお願いします。

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